猫背のカーブ

 

名前を呼ぶ声が聞こえて眠っていた目を開けたら視界いっぱいに恋人の顔があって わたしは27歳になっていた
むかし、もう二度と大切な人を失わないために大切な人を作らなければ良いと思った日を覚えてる?
帰り道には決まって大切な人たちが胸に素晴らしくきらめいて嬉しくて苦しくて こんなはずじゃなかったのにと思ったりする

人と関わることが怖くて言いたいことも言えずいつも蹲って泣く事しか出来ないけれど

 

期待をしないこと、優しさを躊躇わないこと、美しくいること、誠実に過ごすこと