日記

 

桜 水面がキラキラして鳥が鳴いていた 生ビールと缶チューハイ 心地よい風 春の喜び 何度でも桜の美しさにハッとするんだ 隣にいる友達のこと  会うたびいつも素晴らしくなる 私の友達 銀河の人 愛が形を持つなら きっと彼女の形だと思う

 

1460日 数字にすれば大したことはない ぎっしり詰まった思い出 あっという間だねという彼の言葉が心底嬉しかった 彼だけのために生きることができたらな ほんとうに そうだったらいいのに 

 

誰にも言えない悲しみをどこに仕舞えば良いのかわからない みんなが遠くへ行ってしまうような気がする 私はずっとここにいるのに 同じ本ばかりを読んで同じ音楽を聴いていればみんなとずっと一緒にいられると思ってた たった一人で生きていけるなんてどうして思えていたんだろう 知らなくていいものを知ってしまったせいで  私たちどんどん孤独になるね 

 

回転する寿司を下から眺めた 何だか私に似ている気がした 

 

あなたはなにをしていますか 私はずっと変わらずに あなたのことを思ったり 一生懸命働いて 時々泣いたりするけれど 体は丈夫になりました 大切な人もできました 守りたいものができました あなたはなにをしてしますか 

 

私が仕事をするのは ここが居場所になっているから 必要とされているから 帰る場所がないような気がするから でもみんな帰っていくよ 私も帰らなきゃ