7年。秋はいちばん空を近くに感じて突然泣きたいような気持ちになる。ひとりの人間がいなくなることで変わってしまったたくさんの物事を、受け入れたり拒絶しながら過ごしてきたよ。生き写しのようにどんどん母に似ていくわたしを、いちばん近くて見ていて…
憧れの女優にはいつまでたっても敵わないまま、春夏秋冬あなたでわたしだけの人生を送っている。世の中の事情には疎いけど好きなものをたくさん言えるよ。ドーナツの穴がうまれたはなし、雨が降る前の匂いの変化、私にとっては四角い箱より時間を費やす価値…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。