2019-01-01から1年間の記事一覧

僕らは麦だよ

ゴッホ展に行く。雨降り、気温9度。チケット売り場に並んでいるとおばあさんに声をかけられる。友人が来れなくなりチケットが余ったので差し上げますとの事、お礼を何度も言い場所がわからないという会場まで共に歩くこと5分。おばあさんは傘を預けていた。…

あの花びらのように

わたしはわたしのために強くなりたい だから1つ目標を立てた くじけそうな時に読み返すために日記にします 今までこれといって頑張ったことはなかった 頑張る人たちを見て羨ましいと思っても行動に移すことはなかった わたしは怖かった 何も出来ない自分を…

足の先が冷たくなってもあなたが

大好きなおじいちゃんとおばあちゃん なのに雨を理由に会いに行くのをやめてしまった おじいちゃんの大きな手とかおばあちゃんの笑った顔とかいつか必ず触れなくなることを思えばこんなに苦しくなるのに お父さんに強く言い過ぎてしまった こういう時いつも…

どこにいたの ここにいるの

エアコンの効いた室内で働くわたしが炎天下で毎日働くお父さんの事を考えるとき心臓の鼓動が早くなる わたしの大切なおとうさん 実家にしばらく帰っていない 大好きなおじいちゃんやおばあちゃんの事を想うと胸がぎゅっと熱くなる 泣き虫の妹や頑張り屋のお…

25

1年なんてあっという間いつも忘れないでいようと思うのに振り返れば浮かぶのは断片的な映像ばかり大切なことは何も覚えていないような気がする 1人でも生きていけるように そう思って生きてきたわたしはもう1人では生きていけない きっと今までもずっとそう…

黄金時代、生と死

恋い焦がれるヘレーネ・クリムトに会いに 大満足大感動圧巻のクリムトでしたオイゲニア・プリマフェージの肖像の鮮やかさを胸に生きていきたい ベートーヴェンフリーズ 幸福を求めて行き着いた先にはこの接吻を全世界にというメッセージ抱き合う男女の背中に…

またしても春、春、

朝の陽を浴びてバスに揺られると人生が少し良いものに思える週5日の労働出来るだけ優しくありたいあなたにもわたしにも 夜桜の下で友達と愛のはなしブルーシートと缶チューハイ家で待つ恋人のことを思えば嬉さで体が少し浮くのだった愛は約束のないところに…

無題

日々が色濃く あまりの密度に息苦しくなる 働くのは体に良いこと いろんなところへ行ってきて いろんな夢を見て そして最後に君のそばで会うのだ。さびしさ丈がいつも新鮮 なのだし 不変の変動を、いつも喜ぶことができるように さわって、つかんで、手放す…