うつぶせ


たましいを込めて作った短い詩に広告のイイねがつく 全てを否定されたような気がした あなたの声とわたしの声は全然違うって今気づいたの 裸になって横たわる13時
すごく好きです ラジオの声 軽い声 わたしもすごく好きなんです たったひとつのきらめき 指標になって 目を言えたら素敵だな そんなことを思います
春菊 唇のかたち あなたと違ったの その大きな手は夕日を掴めそう あなたが寝てしまう映画でわたしは何度も泣いたこと ずっと知らないままでいてください わたしがした寄り道は夕方のチャイムに似ていた
‪通じない言葉、海の見える街、宝探しの映画、しあわせを願うこと。‬

‪仕事をサボって休んだ朝 隣で眠る恋人の綺麗に揃った襟足の一部になりたいと思う ‬