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誕生日の夜に同じ夢をみたこと、シュークリームは全部で5つ。わたしの髪を梳かす指は流星のようで、燃え尽きる前にぎゅっと掴んだ。母を想う夕方は光の匂いがする、皺ができる前に消えてしまったひと。5月は泡沫、火星の青い夕焼けをどこかで見たような気がしたのはどうしてだろう。
全てに誠実に、それだけです