わたしたちは絶望しながら生きて行くこともできる、それは冬の炭酸飲料のような、朝の廊下のようなもの。悴む指を温める方法をわたしは知っていて、それでも誰かを待っている。愛しあったひとや何度も読んだ本、布団から見た眩しい朝日や緑色の流れ星、拾っ…
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